一人暮らしをしていて、必ず払わなければならないものは家賃、高熱費、学生であれば学資です。
この中で家賃や光熱費は自動引き落としなので振込み手数料はかかりません。
便利なほど安くなる
学資は振込みですが、年二回、自分の口座の銀行ATMから現金を引き出して、振込先銀行の窓口に振込みに行ってもさほど大きな手間にもなりません。
可能であれば、自分の口座を振り込み先銀行に作ってしまえば手数料はかかりません。
この口座にアルバイトや仕送りが振り込まれて、そこから家賃や高熱費が引き落とされるようにすれば、学資の振り込みもネットバンキングで手数料をかけずに済ませることができます。
自分の行動範囲内に自分の口座のある銀行があれば、現金を引き出す時にも手数料をかけずに済みます。
特に学校や職場のそばに銀行があれば時間外手数料をかけずに済ませられます。
同じ銀行での口座間振替、営業時間中、店頭窓口というのが銀行の手数料節約の三原則です。
つまり、利便性がいいということが手数料節約に直結するのです。
銀行口座を作る時には、利便性と手数料の安さの兼ね合いが大切です。
インターネットの銀行手数料ランキングサイトで手数料の安い銀行を調べることができます。
しかし、どんなに手数料の安い銀行を選んでも利便性の良くない銀行では手間がかかりますし、時間外にATMを使えば結局は手数料がかかってしまうのです。
複数口座をもつなら
もし、複数の銀行に口座を作るのであれば、仕送りはA口座、アルバイトの給料はB口座などと入金自体を管理しなければなりません。
A口座が残高不足になってB口座から移してみたり、逆のB口座からA口座にお金を移したりしているとその都度手数料がかかります。
口座の数は増えれば増えるほど手数料管理は複雑になります。
ネットバンキングは超便利
銀行手数料節約で大きな役目を果たすのがネットバンキングです。
ネットバンキングでも手数料はかかりますが、ATMより割安です。
しかも、深夜でも早朝でも手続きできるので利便性抜群です。
オークションをするなら
また多くの学生はネットオークションを利用していますが、ネットオークションのサイト運営の決済システムを利用すると、相手に口座情報を言う必要がないばかりか、手数料がかからないという利点もあります。
通販やネットオークションを頻繁に利用する人ならインターネット銀行の口座を作っておくと便利です。
インターネット銀行も払うばかりでは残高がなくなり、他の銀行からお金を移すと手数料が発生します。
インターネット銀行が本当に効率的に使えるのは、その口座に手数料なしでお金が入るようにしておくことです。
インターネットオークションで販売と購入の両方をすればある程度の収支バランスを取ることができます。
銀行手数料は、非常に細かいことですが生涯付きまといます。
決して甘く見てはいけない経費です。