現代は、ご存じのように四人に一人が高齢者などと言われるほど、高齢化社会になっています。
それに伴い夫婦のどちらかが先に亡くなってしまうと、その先の人生を残った方が一人で生活していくことが多くなっています。
昔は家を継いだ子供が面倒をみるというのが通常一般的でしたが、今やそんな事は昔のことと言わんばかりに当たり前になってきているのです。
まずは地域コミュニティに貢献
田舎などでは特に若い人達が都会に出て行ってしまい残っているのはお年寄りばかりなんて事もざらでしょう。
そうなると生活面を全部自分でやって、さらに自分の健康面でも管理していかなければいけません。
家にテレビやラジオがあっても、自分との会話が出来るはずも無し毎日誰とも喋らずに淡々と日が過ぎていきますと、精神衛生のめんにも支障が出てくる方がいらっしゃいます。
ただでさえ足腰や体が弱くなる一方で、脳の活性に欠けるのでアルツハイマーのような状態にもなりやすいでしょう。
「一人暮らしをしても独りにならない」が必要ではないでしょうか。
独り暮らしはやっぱり寂しいと思うのです。
地域コミュニティ報を活用しよう
寂しさが人恋しさに変わって、今社会で問題になっている詐欺事件などです。
別名「おれおれ詐欺」や「かあさん助けて詐欺」に発展しかねないでしょう。
こんな時に役立てていただきたいのが地域のコミュニティの活用で、どこの地域でも月に一回や二回は無料の広報などが配布されていると思います。
場所によって多少の違いはあっても、基本的には若い人からお年寄りに至ってどなたでも利用出来るような内容となっています。
日常生活の困り事から、医療に関してやサークルなどの募集、イベントなど多彩です。
相談なども出来たりするので便利な情報だと思いますし、一人暮らしをエンジョイするための情報などもあるのです。
また近くのコミュニティを利用する方法もあります。
所によって違いますがプールが利用出来たり、テニス場があったり建物の中には図書館があり、読みたい本を借りることなども可能です。
ちょっとしたスペースを利用して読書や勉強もでるように、机が配置されていますのでゆっくりと時間を過ごすことが出来るでしょう。
無料で利用出来ることが嬉しいです。
さらに催し物に参加すれば、一日を楽しく過したりお話相手が出来たりするのではないでしょうか。
手や足を動かし体を動かすことは健康にも良く「また出かけたい」という意欲につながれば脳の活性化を助けることでしょう。
要は一人暮らしを老いていくままに過してしまうか、或は今の自由をそれなりに楽しむために、意識を外へと向けていくかです。
その為に地域で行っている色々な催しやお祭り、サークルなどあらゆる事にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
コミュニティの活用はきっとお役に立てると思うのです。
お年寄りでなくても、年代に関らず参加出来る内容のものもあるようです。
ぜひ活用して、健康ではつらつとした毎日を送ることを楽しみたいですよね。