健康な身体でいるために
一人暮らしをしているとついつい手を抜いてしまう食事。
しかし健康的な生活を送るためにも、栄養バランスの整った食事をとることが必要不可欠です。
自炊をする気はあるけれど、せっかく買った食材をダメにしてしまったり、冷蔵庫の中が空になりがちという方も多いことでしょう。
今回は栄養素が高く、そして常備しやすい食材をお教えします。
常備していれば自炊できる時にさっと料理ができますよね。
栄養素の高い食材を覚えよう
まずは栄養価が高く、そして保存しやすい食材を覚えておくと良いでしょう。
例えば卵はビタミンAをはじめとしたビタミン類が豊富な食材です。
卵の栄養素は骨粗しょう症などにも効果があるといわれており、身体を作る若い時期にしっかりと取りたい栄養素が含まれている食材です。
卵は食べられる期限が短いと思っている方が多いようですが、実際には保存さえしっかりすれば長持ちする食材です。
また卵はアルコールによって肝臓が炎症を起こすのを防ぐ効果もあります。
アルコールを飲む際には卵をおつまみに選ぶのも良いかもしれません。
常備の仕方を工夫しよう
一人暮らしでついつい取り損なってしまうのが野菜です。
しかし野菜不足は肌トラブルやお通じに直結してしまうため、特に女性にとっては避けたいところです。
ホウレン草をはじめとした緑の野菜は肌にも健康にも良く、常備しておきたい食材の一つですが、痛むのも早いため使い切れないという方も多いのではないでしょうか。
そんな時に便利なのが冷凍食品です。
最近ではホウレン草をはじめとした野菜類の冷凍食品も多く発売されています。
冷凍だと栄養素が落ちているのではと思う方もいることでしょう。
現在は冷凍技術が進歩しており、冷凍食品の野菜の栄養価は生の状態とほぼ変わらないということがわかっています。
冷凍だったら必要な分に必要なだけ使えますし、何よりも長持ちしますよね。
サツマイモやカボチャといった野菜も栄養素が高く、かつ冷凍食品として販売されています。
このように冷凍と生の野菜とをうまく組み合わせ栄養バランスの良い食事を作ることができるといいですよね。
調味料もポイント
調味料としても使えて栄養素が高いため、持っておきたいのがニンニクや生姜です。
生のものがベストですが、一人暮らしではそうもいかないので、チューブなどを利用すると良いでしょう。
ニンニクは元気の源であり、風邪の予防などにも役に立ちます。
少量でもいいので利用していくことで日々の疲れをしっかりと取ってくれます。
また生姜は体を内側から温めてくれる役割を持っています。
特に夜ご飯などで使用することで身体をしっかりと温めてから眠ることができます。
また生姜はお肉などの食材を柔らかくする効果もあるので、料理に上手く活用することでよりおいしいごはんを作ることができます。
調味料の一環として覚えておきたい健康食材としては他に、レモンがあげられます。
こちらもレモン果汁として売っていますので、現物を買う必要がありません。
レモンの持つビタミンCは肌や健康に良いのはみなさんご存知でしょう。
そのほかにも血圧のバランスを整えてくれる役割もあるようです。
中華や揚げ物といった脂っこい食事や、焼き魚など、味のアクセントとしてレモンを利用すると良いでしょう。
このように冷凍食品や加工食品をうまく使って、栄養素の高い食材を常備できると良いですよね。