契約書はよく読んで!
賃貸物件の契約書は、細かい文字でびっしりと書いてあることが多いので、「あまり良く読まずに印鑑を押してしまう」ということが少なくありません。
しかし、契約書には本当に大切なことが書かれていますので、「まずはよく読んで、納得がいかないことがあればきちんと確認をした上で判を押す」という癖をつけましょう。
そのくらい、契約書は重要です。
更新料があるかどうか
更新とともに、家賃が上がるというケースが賃貸物件の中にはあります。
こういう物件に住んでしまうと、更新するごとに家賃が上がってしまう可能性が少なからずありますので注意してください。以前、高い更新料をとられた住人が訴訟を起こし認められたケースもあります。更新料自体はわりとありますが、中にはとても高い更新料をとるところがあり、こういうところだとお金を払うのは本当に大変。
そのくらい、高いお金をふっかけてくることがあるので注意が必要です。
また、周囲の家賃が下がったとしても「それは関係ない」として、家賃が下がらないところもあります。
これでいいならいいですが、「果たしてそういうところに住むのがいいのかどうか」は考えなくてはいけません。
ハウスクリーニングについて
ハウスクリーニング代を住人に払わせるケースがありますが、今はわりと「ハウスクリーニングは家主側が洗う」としているところが多いです。これも、「出るときにハウスクリーニングを出すのは誰か」として、知っておかなければなりません。ハウスクリーニング代は決して安くないので、建物を持っている側が支払ってくれた方がずいぶんと生活が楽になるはずです。そのことを忘れてはいけません。
とにかく契約内容はすべて見る
契約内容は絶対に見ておく。これは鉄則です。
巷で起きている不動産関連の訴訟をみると、やはり契約書を最初にきちんと読んで、そりがあわないのであれば辞めるという選択が一番なのではないか?と感じます。
中には問題のある家主もおり、そういう輩から身を守るには契約書を一通り読むことが必要にありますので、契約書に関しては必ずきちんと読むようにしてください。納得のいかなう契約書にはサインをしないことが一番です。
残念ながら、まだまだ悪質な家主がいるというのは現実ですので、そういった現実をきちんと頭に入れた対応をすることが望ましいです。そのために「契約書をよく読む」は必須なので、注意してください。