中古品のビジネスが多様化しています。昨今フリマアプリやネットオークションを利用するとだれでも不用品や中古品を売買できますが、その一方で店舗を持たずに買取・売買をする無店舗型のネットリサイクルショップが注目を浴びています。ここでは、無店舗型のネットリサイクルショップ関する資格、ネット上でリサイクルショップを開業する方法などを紹介します。
無店舗型リサイクルショップとは
無店舗リサイクルショップは、店舗を借りずに開業・運営をするリサイクルショップです。店舗を持たないため、家賃がかからず低コストで開業・運営ができます。WEBに関する知識があれば自分で開店することも可能です。
無店舗型リサイクルショップのメリット
無店舗型のリサイクルショップが急激に売上げを伸ばしています。そのメリットとはどんなものなのでしょうか?
コストがかからない
無店舗のため家賃を払う必要がなく、コスト面のメリットが注目を集めています。店舗を構えると維持費がかかります。
立地に悩まない
店舗型の場合、近くに競合店が開業した場合、利用者の争奪戦におちいります。特に開発の進んでいる地域ほど、店舗型リサイクルショップとして理想的な面があります。しかし、競合のリスクを常に抱えることとなり、大手競合が現れた瞬間に今まで順調な経営を続けていたショップの売上げが急激に下がる可能性もあるのです。
無店舗型リサイクルショップのデメリット
無店舗型のショップも店舗型と同様にデメリットがあります。無店舗型は経営を軌道に乗せるまでに乗り越えなければならないハードルがあります。
品物の置場所確保
無店舗型の場合、店舗を持たない代わりに商品を管理するための倉庫を確保しなければなりません、特に幅広いジャンルを扱う場合はカテゴリごとに整理分類したうえで管理をする必要があります。また、自宅で受けた注文に対してスムーズに対応できるかも求められます。
ちゃんとしたサービスを提供できるか
店舗型と違い無店舗型リサイクルショップは利用者が使いやすいサービスを用意できるかも課題です。また、売却した品物がたくさんあると梱包が面倒になるということも少なくありません。利用者の負担を軽減できるように、宅配買取の料金を着払いにできる環境を用意できるか問われます。
無店舗型リサイクルショップ成功のポイント
基本リサイクルショップの多くは製品を売買します。そのため、利用者の利便性を重視して、利益を圧迫することなく着払いや梱包の無料提供と言ったサービスを充実させましょう。また、さまざまなブランドにアクセスできる古物市場からすぐに仕入れられるような仕組みを作るのも成功する一因となるでしょう。
まとめ
無店舗型のリサイクルショップは今後成長が期待できる分野と言えます。店舗型のリサイクルショップでは大手に個人が太刀打ちできない状況ですが、無店舗型リサイクルショップであれば、個人でも十分に勝負になるので、個人経営ならではの独創性を出しやすい面があります。