一人暮らしの方の中にはかわいらしいペットを飼って一緒に暮らしている方も少なくありません。
愛しいペットが家で待っていてくれたら、疲れて帰ってきた日も癒されて次の日も頑張れそうですね。
物件探しをしていると「ペット応相談」の文字を見かけることがありますが、「応相談」というのはどこまで相談に乗ってもらえるのでしょうか。
一般的なイメージでは、ペット可の物件はほかより家賃が高という印象。
家賃を上げる代わりに敷金を1カ月多く払わなければならなかった、なんて話も聞きます。交渉すれば物件の契約条件は変えられそうですが、一般的にはどんな感じで話が進のでしょうか。
ペット応相談物件と飼える動物について調べてみました。
ペット応相談物件とは
築年数が古い物件にペット応相談が多い印象です。
立地でいえば、駅から遠めの物件に多く、駅近物件にはかなり少ないですね。
駅から遠い物件の入居者を募るために「ペット応相談」としている場合もあるようです。
飼える動物 ~犬・猫・小動物~
ペット応相談物件とはいっても、さすがに飼えない動物もいますね。
問題ない動物は、基本的にケージで飼えるような小動物。
少々特殊な動物でも生態をしっかり調べて説明すれば、大家さんを説得できる場合もあるようです。
ふつうの犬、猫はどうでしょうか。
小型犬はほぼ問題ありませんが、大型犬も小型犬より動きが少なく無駄吠えしないのでOKとなるケースがあるようです。
猫の場合は、爪で柱や壁をひっかいてしまうため厳しめに見られることがあります。
猫好きの大家さんの場合は交渉が上手くいくこともあるようですが、犬と猫では持たれている印象に違いがあることは注意が必要ですね。
一人暮らしでペットを飼う注意点 ~ペット保険に入ろう~
ペット応相談の物件は、月額家賃が増額されることは少ないですが、犬や猫を連れて入居した場合、敷金が家賃3カ月分になることが相場のようです。
ただし、物件にダメージを与えたり近所への影響が少ない小動物の場合、敷金が増額されるケースは少ないです。
ペット可ではない物件でこっそり小動物を飼う人もいるようですが、もしものときのことを考えて、ペットの種類に関わらず大家さんに事前に許可を得ておくべきです。
またペットに何かあった時のために動物専用の保険に入るのも有効です。
月々1,000円前後から加入できるペット保険もありますので、検討しておくと良いでしょう。
愛するペットを守るためにも、大家さんやご近所とのトラブルを事前に避けられるよう、しっかり大家さんと相談しておきましょう。
ペット応相談の物件数は多くはないので、もし希望条件に近い物件を見つけたら、すぐに押さえておいた方がいいですね。