一人暮らしを始める人がまず不安に感じるのが、毎日の食事です。
今まで誰かが作ってくれていたご飯を食べていた人にとっては、ご飯は非常に大きな問題です。
外食ばかりでは栄養面でも費用面でも心配ですから、慣れない自炊にも挑戦しなくてはなりません。

それでも、とにかくおいしいご飯さえあれば何とかなるのが日本人です。
できることならいい炊飯器を買って、いつもおいしいご飯を食べたいものです。
一人暮らしの人にとって便利で合理的な炊飯器とはどのような炊飯器でしょうか?
炊飯器を選ぶ時のポイントは炊飯器の容量と加熱方式の2点です。

容量は大きいほど便利?

炊飯器の容量は、炊飯器5合炊き以下(1~2人用)、5.5合炊き(2~4人用)、8合炊き(3~6人用)、1升炊き(6人以上用)があります。
一人暮らしの場合はもちろん5合炊き以下のものを選びます。

5合炊き以下のものの中でも3~3,5合炊きがおすすめです。
少し大きめの方が後々便利と思いがちですが、これが結構無駄遣いにつなってしまうのです。
同じ3合のご飯を炊くにしても、炊飯器の容量が大きいほど消費電力が大きいからです。

味IH、価格マイコン

また炊飯器にはIH式、マイコン式、ガス炊飯器の三つの加熱方式があります。
小容量炊飯器の場合にはIH式とマイコン式になります。
IH式では電磁力で内釜自体が発熱するので内釜全体に一気に熱が回るために加熱ムラがありません。

マイコン式は内釜の底の部分に設置されたヒーターが加熱するので、時々炊きムラができてしまいます。
炊きあがりの美味しさという面ではIH式が勝っています。

価格的にはマイコン式の方がはるかに安く買えます。
ご飯の味にこだわりがある人ならIH式、価格重視ならマイコン式がおすすめです。

機種と販売店

炊飯器の容量と加熱方式が決まれば、価格や売れ筋のランキングサイトを見てみましょう。
具体的にどんな炊飯器がどのような価格で買えるのかが、はっきりわかります。

商品写真が載っているので、好きなデザインの商品を選ぶことができるのです。
せっかくの一人暮らしですから、機能や価格も大切ですが見た目も大切です。
買いたい機種が決まれば、あとは価格ランキングで最も安い販売店を見つけます。
送料の確認も忘れないようにしましょう。

いっぱい炊いて節約

ちなみに、ご飯を炊くときには一度で容量分炊くことをお勧めします。
炊飯器は少量づつ食事のたびに炊くよりも一度にたくさん炊く方が電気代の節約になります。
また、一度に炊く量が多い方がおいしく炊けます。

一人暮らしなら一日に食べる量は多くても二合ぐらいですが、三合炊きなら三合炊いてしまって、定量ずつラップに包んで冷凍保管します。
食べるときに電子レンジで解凍すると、炊飯器で保温するよりも電気代が安くなります。

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