栄養不足から抜け出すために
朝はコンビニのおにぎり、昼は肉中心のメニューやパスタだけ、夜は揚げ物とお酒。
こんな食生活してはいませんか。
毎日しっかり食べているはずなのに栄養不足で体調を崩してしまう。
このような状態は一人暮らしをしている人に多くみられます。
3食しっかりと取っていても、その食事の内容に気を遣わなくては健康的な食事とは言えません。
上記のようなメニューでは栄養不足を避けられません。
今は元気でも年を取ってから生活習慣病などに悩まされる可能性が大きいです。
一人暮らしをしている世代の多くはまだまだ身体が作られる時期ですし、食事を見直すことも大切です。
栄養バランスのいい食事
ではどうしたら栄養バランスがよく、健康に良い食事がとれるようになるのでしょうか。
まず栄養素の高い食材を覚えて、その食材をできるだけ多く取れる食事を意識して選ぶということから始めましょう。
人間が健康に生きるために必要な食材の頭文字を取り「まごわやさしい」という言葉で表すことがあります。
この「まごわやさしい」食材を覚えて、うまく取り入れることができれば摂取できる栄養もだいぶ増えることでしょう。
「ま」には枝豆や納豆、豆腐といった豆類、「ご」にはゴマやピーナッツなどの種子類、「わ」ワカメをはじめとした海藻類が含まれます。
このあたりの食材は手に入りやすく、また普段から取り入れやすい食材ですよね。
「や」は野菜類のことです。
普段のメニューにサラダを追加することや、付け合わせに野菜が多いメニューを選ぶなど工夫ができそうです。
ただ気を付けたいのがサラダなどのドレッシングです。
油分が多いものもあるので、あまりかけすぎないようにしましょう。
「さ」は魚や貝類、タコやイカを指します。
調理や後片付けの面などから一人暮らしをしていると取りに食い食材ではありますが、スーパーのお惣菜などをうまく活用して食事に取り入れると良いでしょう。
「し」はシイタケやしめじといったキノコ類を表します。
キノコは比較的安価に手に入りますし、炒める、焼く、煮るなんでもあう食材ですので、料理に取り入れやすい食材だといえます。
最後の「い」はイモ類です。
サツマイモ、サトイモ、ジャガイモなどはスーパーでも簡単に手に入りますし、レンジで温めるだけでもおいしく食べることができます。
一日のうち一食からでも改善しよう
栄養素の高い食材を覚えたけれど、忙しくて毎食意識できないという方も多いでしょう。
そういう方はまずは昼食だけ、夕食だけ、と栄養素の高い食材をうまく活用できそうな食事を決め、その時だけ工夫をしてみてはいかがでしょうか。
コンビニのお弁当に何か一品付け加えてみるだけでもいいでしょう。
意識をすることが大切です。
また野菜などは特に一日に採ると良いとされている量も多く、毎日意識していては大変です。
野菜ジュースなどをうまく活用し、負担にならない程度に栄養を摂るようにしていきましょう。